文書作成日:2017/07/31


 自施設の休暇制度や休日数を他の施設と比べたことはありますか。ここでは今年2月末に発表された調査結果(※)から、福祉施設等の休日や休暇の現状をみていきます。




 上記調査結果から、福祉施設や医療機関など(以下、医療,福祉)の週休制の形態をまとめると表1のとおりです。



 最も割合が高いのは、何らかの週休2日制で、86.7%となりました。ただし調査対象全体(以下、全体)よりも低くなりました。
 一方、完全週休2日制の割合は61.7%で、全体の49.0%よりも高くなっています。その他、完全週休2日制より休日日数が実質的に多い制度の割合も全体より高く、週休の多い形態の割合が全体よりも高いことがわかります。



 医療,福祉の平均年間休日総数をまとめると表2のとおりです。



 1企業平均は111.6日で、全体よりも3日ほど多くなりました。労働者1人平均は112.6日で、全体よりも1日程度少なくなっています。ちなみに年間休日総数は100〜109日の割合が35.8%で最も高くなっています。



 医療,福祉の有給休暇の取得状況をまとめると表3のとおりです。



 27年の平均付与日数は16.7日で全体よりも1日ほど少なくなっています。平均取得日数は8.4日で全体より少なくなりました。ただし取得率は50%を超えています。

 人材採用のために、労働条件等を見直すことがあります。ここで紹介したデータも見直し材料の一つとして活用されてはいかがでしょうか。


(※)厚生労働省「平成28年就労条件総合調査の概況
 日本標準産業分類(平成25年10月改定)に基づく16大産業に属する常用労働者が30人以上の民営企業から、産業、企業規模別に一定の方法により抽出した企業(医療法人、社会福祉法人等を含む)を対象にした、28年1月1日現在(年間については、平成27年又は平成26会計年度1年間)の状況についての調査です。調査対象数は6,310、有効回答率は71.6%です。


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